６年周期リズム診断

自民党崩壊の序曲２

前回「自民党崩壊の序曲１」からの続き

同様に、自民党を崩壊させる役割を担っている人がいるという仮説（推理）を立て、これを６年周期リズムから見てみます。崩壊が目的であれば、大浄化期中の人が適切ではないでしょうか？　あるいは逆に大隆盛期の人であっても、崩壊させるということを一つの願望と捉え、願望達成という視点から見れば理屈は合います。また、そこに年隆盛期か年浄化期が重なっていれば、なお確実かもしれません。

岸田さんは現在、大浄化期中で、また浄化期５の人なので、今年２０２４年と来年２０２５は年浄化期です。うってつけの人ように見えます。

現時点で、自民党の裏金問題や派閥の解散など、自民党の内部崩壊が始まっているようにも見えます。また、これはあくまで噂ですが、２０２４年この夏前に、内閣総辞職か衆議院解散が起きるのではと言われています。

しかし、仮に、いま解散総選挙をすれば、多くの自民党議員が落選するとも予測され、党内では支持率がどれだけ低くなっても、今、選挙はやるべきでないという意見もあると聞きました。

では、何らかの事情で解散総選挙を“せざるを得ない”ことが起きる可能性があるとすれば、それはまさに、岸田さん個人の大浄化の年浄化として何かが起きる可能性はあるでしょう。

ちなみに、アメリカメジャーリーガーの大谷翔平さんの元通訳の水原一平さんも、現在、大浄化期の年浄化期です。つまり、こんなふうに自分自身に責任を突き付けるような出来事が起きるのではないかと見ています。どちらにしても次の政権を担うのはどの党のどの人になるのか？　はたまた５５年体制が終焉し、新たな体制が始まる兆しが見えてくるのか？

次期、首相候補として何人かの方がいらっしゃいますが、派閥を解散しなかった麻生太郎さん（浄化期２）が有力候補の一人という話を聞きました。

麻生さんの大リズムでは、大隆盛期、大浄化期ともに終わっています。また、ご高齢でもあり、自身の人生としての必要体験は、ほぼ終えているという解釈もできます。ですが、リズムエネルギーの影響が無くなるわけではありません。麻生さんは、今年２０２４年は年隆盛期なのです。

そして、麻生さんは、吉田茂さんの孫です。（安倍さんは、岸信介さんの孫です）

吉田茂さんと岸信介さんの目指す方向性はある程度違っていたようですが、結果的に戦後の体制の基礎を作ってきた人と言えるのではないでしょうか。麻生さんも無意識的に、この吉田茂さんの政治家として宿命的遺伝子を引き継いでいると私は思います。自民党５５年体制の終わりにふさわしい役目があるのかもしれません。

岸田さんには自民党を内部崩壊させるきっかけを作る役目があり、安倍晋三さんと安倍洋子さんの死が自民党＝５５年体制の終焉を象徴的に表している。そして麻生さんがその事後処理をする。問題はその事後処理をどんなふうにするつもりなのか？　国民にさらなる負の遺産を押しつける可能性もあるでしょう。すでに次の一手を見据えてトランプ元大統領（浄化期１、現在大隆盛期中、次期大統領と目されている）に会いに行きましたね。

ソビエト連邦崩壊は国家体制（共産党政権）の崩壊です。自民党崩壊とは単純に比較はできませんが、それなりの社会混乱は起きるのではないでしょうか。自民党が崩壊しても、すぐさま適切な政党が台頭し適切な政策を打つことができるかどうかはわかりません。

自民党と５５年体制が終わりを迎えたとしても、ソビエト連邦崩壊後のロシアと同様に数年間は混乱期になる可能性があります。そして混乱の中から、私たちに求められているのは、これまでのように、政治家や体制に頼るのではなく、私たち個人個人が、それぞれの意志に基づいて、その責任を自覚して具体的に行動すること。そのようなことが時代（人類の未来）から求められているように感じます。

このことに気づかず、自覚できないでいると、意識の法則からも自覚させられるようなこと、必要に迫られるような出来事が起きてくると言えます。簡単に言うと、隆盛期の人も浄化期でない人も、すべての人が浄化期のようだというような、ある意味追い詰められることが起きる可能性があると思うのですね。

補足：
安倍さんは、２０２２年自身の年隆盛期に亡くなりました。
あと数年、もう少しで大隆盛期に入るようなところでした。
そして、安倍さんは、母洋子さんの大浄化期の年浄化期に誕生しています。母と子の葛藤が大きかったであろうことが推測できます。

麻生さん、安倍さん、菅さん、岸田さん、石破さん、自民党（５５年体制）は、皆、日本（浄化期1）の大浄化期中に生まれています。

誕生の年は、その人生（時代）の役割があるように思います。
同い年生まれの人は、その時代に誕生した共通の意味や目的があるということです。例えば、日本が戦争をしていた時期から、約２０年くらい前に生まれた人たちは、ちょうど、２０歳前後の年齢で徴兵され従軍することになります。

意味や理由や運命の中身は、それぞれ違いますが、同じ年（周辺）に生まれるということは、このように共通の出来事を体験することになります。

そういった意味も含め、今、自民党の上に居る人たちは、多くの人が、前回の日本の大浄化期（大浄化期は２０年間あります）の期間に生まれている人たちなのです。そのような点からも、今回、私は、自民党＝５５年体制の終焉という見方をしたのです。

記：西岡利晃

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