2022年参議院議員選挙 総括





6年周期,2022年7月10日参議院選挙,安倍晋三,自民党,公明党,立憲民主党,国民民主党,日本維新の会,共産党,れいわ新選組,NHK党,参政党

前回の記事の最後に、このように書いていました。

『前回の参院選の投票率が「48.80」で、戦後2番目の低投票率だったそうです。
それで、過半数が現与党になったのですね。
投票率が50%を超えていくかどうかによって、与党と野党の議席数の割合が変わることになると思います。
それには、これまで投票に行かなかった人たちが、20年以上続くデフレ、そしてコロナ禍を経て、どれだけ自分自身の現実に目覚めているか?
そこがキーポイントとなるでしょう』

今回の選挙、選挙区の投票率は、「52.05」でした。
比例区の投票率は、「52.04」でした。
確かに、50%を超えてきましたが、その分の票は今回、自民党に多く流れたとの報道をネットで見ました。

50%を超えたとはいえ、やはり低いことには変わりはありません。
主権は私たちにあります。
投票しないということは、その主権を放棄しているに等しい。
民主主義国家とは、私たち一人一人がいわば主人公だと私は思います。
本来、80%、90%以上100%に近い投票率であってほしい。
投票率を見ただけでも、いかに多くの人が隷属的な意識状態にいるということがわかる数字です。

さて、
増えた分の投票は野党に流れれるのではと予測していました。
この予測を覆したのは、自民党(浄化期3)の党のリズムが年隆盛期の大隆盛期ということもあったとは思いますが、
やはり事件によって自民党への同情票へと流れたと推測しています。

人は、自覚のあるなしに関わらず、その感情が行動の源泉となっています。
あの事件によって、日本人が得意とする「同情」が、無党派層の投票へ影響した可能性はあるでしょう。

ここでは深くは触れないでおきますが、安倍元首相(浄化期3)が亡くなられた事件によって、
動物の集団がある一定の行動を起こすようなことのトリガーが引かれたと私は感じています。

憲法改正の発議に必要な「三分の二」が、衆議院、参議院ともに確保できたようです。
野党にも、もちろん改憲派がいます。その人数がそろったようです。

6年周期リズム診断では、未来は私たちの意識の総和が形になると言っています。
無意識の中で、多くの人が望んでいることが形になります。

心理の面から語れば、現代社会は、多くの人が諦めモードにはまっています。
約30年間続く、世界で日本だけ経済成長していない状況とデフレ、「意識が先」という捉え方でも、
私たちの多くが少しずつ諦めモードになっていってそれが現代社会の形になったと言えます。

もちろん、具体的なことをやってきたのは政治です。
少なくとも、ここ十数年にあった選挙で、国民の大半が自分の意志で、
自分の応援している候補に投票に行っていたなら、社会は今と少しは違っていたはずです。

特に現代日本人は従順すぎると言われています。
諦めモードの人は、あまり主張もしないし、おとなしそうに見えます。

しかし、この諦めておとなしく見えるというのは、表の顔です。
今回の事件の容疑者は、まさにこの代表のような人物でしょう。
諦めモードの根底には復讐心がしっかりと根付いています。

安倍元首相(浄化期3)が亡くなられたことで、政界だけでなく、かろうじて保っていた社会全体のバランスの箍が外れたような感覚がしています。

そして、岸田首相(浄化期5)は大浄化期のただ中にいます。
政治によって社会が作られてきたとしても、その政治家を選んだのは私たちです。
自分の選択は、必ず自分の責任として返ってきます。

今、私たちに最も大事なことは、日本で、そして世界で起きていることを、
しっかりと見据え、これから起きる未来の出来事に対して、自分自身の選択を誤らないことでしょう。

記:西岡利晃

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