６年周期リズム診断

杉並区長選挙～意識が形になった

全国の話ではなく恐縮ですが、先日、私の住む東京都杉並区の区長選挙がありました。

私の肌感覚では、杉並区も変化の年に入っているように感じています。

立候補者は３名でした。

無所属現職の田中良さん（浄化期５：象徴は愛）

無所属新人の岸本聡子さん（浄化期１：象徴は知性）

無所属新人の田中裕太郎さん（浄化期３：象徴は情熱）

です。

結果は、岸本聡子さんが当選しました。

田中裕太郎さんは新人ですが、区議会議員を３期の議員経験をお持ちです。

そして、年リズムでは、田中裕太郎さん（浄化期３）が年隆盛期です。

しかし、大リズムは、大浄化期中でした。大浄化期だけど、年隆盛期という相反する状態の中にいます。

また、浄化期３の象徴である「情熱」というのは、新しい物事を構築するエネルギーにもなりうるし、反対に古いものを壊すようなエネルギーにもなりうるという、いわば諸刃の刃のような顕れ方をすることもあります。

現職の田中良さんも無所属ですが、自民党、公明党、連合東京の推薦（ほぼ与党）とのことでした。

田中良さん（浄化期５）は、年浄化期が２０２４年、２０２５年です。

まだ先ですが、年リズムの波としては降下傾向にあります。

また、大浄化期は終わっていて数年経過していますが、大隆盛期はまだまだ先になります。

岸本聡子さんは、ネットで調べたところによると、議員経験はなく、立候補前はベルギーのＮＧＯ職員という経歴です。

浄化期１の象徴である「知性」のままの経歴かと思いました。

そして、バックに付いた団体（推薦）が、ほぼ野党連合と思われる「立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組、社民党、杉並・生活者ネットワーク、緑の党グリーンズジャパン、新社会党」でした。

岸本聡子さん（浄化期１）で、大リズムは、大隆盛期中でした。

大リズムだけ見ると、岸本さんがダントツ優勢です。

また、岸本さんは、今年、年浄化期明けという位置にいます。

年浄化期の間、自分自身としっかりと向き合うことができれば、浄化期明けにはポジティブな展開が起きるということがよくあります。

これを６年周期リズム診断では「浄化期明けの飛躍」と呼んでいます。

（反対に、浄化期に自分と向き合わないでやり過ごそうとした人は、浄化期が明けても、浄化を引きずるということもあります）

現職の田中良さんは、杉並区長を２０１０年から３期務められており、この時の選挙は、今回と違い、投票率が57.63％と非常に高く、当時の区民の関心度の高さが伺えます。
（今年は37.52％、その前の選挙は32.02％）

この時の支援団体は、自民党側でなく、その反対側でした。

ところが、当選してから、自民党側が支援団体になっていたようです。

これはもしかしたら、一部の区民からは、「裏切られた」というふうに感じた人もいたのではないかと思いました。

いろいろ調べていると、そのように思われる情報も出てきました。

６年周期リズム診断では、物事が形になるのは、その意識であると言っています。

区民全体の意識の統合が形になります。

ざっくりな表現ですが、杉並区を浄化したいのか？

今までの流れを変えて、新しい流れにもっていきたいのか？

その意識の方向性のかじ取りができるであろう人が当選するだろうと推測できます。

リズムやナンバーの特徴、現在の意識の立ち位置、全体の意識の総和が、今回の結果になっているように感じました。

田中裕太郎さんは、約１万９千票獲得。
当選した岸本聡子さんは、７６７４３票獲得。
現職だった田中良さんは、７６５５６票獲得。
なんと、岸本さんと田中良さんの票差は、わずか１８７票でした。

そういう意味では、区民の意識も拮抗していると推測できます。

わずか１８７票差が明暗を分けた。

田中良さんが、ちょっと違った状況を作ることができれば、彼が当選していた可能性もあるでしょう。

（このあたり、他者中心的な動きをやめて、自分中心的な動きができるかによって、流れを変えることができた可能性もあります）

最後に、意識が形になったとすれば、これまでどうり、黙って体制に従っていればいいという意識の人と、これまでの流れにＮＯと言いたいという意識の人が、半々くらいで、少しだけ後者が多かったのではなかろうかと。

それが顕在化した選挙結果だと思いました。

こういったリズムは、各個人の生年月日から読み解けます。
国や地域や会社のリズムも、自分のリズムと人生の方向性がわかります。
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