何年か前までは、心の奥に、漠然とした不安感があった。





不安感

何年か前までは、心の奥に、漠然とした不安感があった。

朝起きると、なんとなく不安?

普通に生活していても、聞こえるか聞こえないかくらい小さい音のバックグラウンドミュージックのように、不安感が流れていた。

そして、環境の変わり目などで、それが大きく顔を出したこともあった。

数十年前の就職活動の時、数社落ちて、このままでは就職できないのではないか?

と思ったとき、心の奥底から信念にあった不安感が表面まで出てきた。

それからいろいろあって、今はその不安がなくなってきた。

まったく無くなったわけではないが・・・。

私はどちらかというと、脳幹が優位になりやすいタイプである。

つまり、生きるか死ぬか、戦うか逃げるか、白か黒か、など二分化思考に陥りやすい。

就職ができないということは、「食えない=死」脳幹的に思考すると、生命の危機なのである。

その不安の意識と思考が、不安感覚という感情を引き出し、また思考が煽り、「食えない=死」を現象化させる。

そしてその現実が、また安定しないという信念を強くする。

そのとき、自分の体内に巣くっているその不安感をしっかりと抱きしめ感じ、言い聞かせた。

「自分を信じよう。今まで少しずつ練習してきた。あれも、これもできるようになった」

少なからずあった成功体験を思い出して、余計な思考を排除しつつ、行動することに専念した。

今は、漠然とした不安は消えた。

そして自己信頼の高まりを感じ始めている。

信念が一部塗り変わったと思う。

具体的にどのようにして、塗り変わったのか?

自分のなかの出来事(思考と感情など)をきちっと整理して、カテゴリー分けし、それぞれを必要か否かでまた分け、一つ一つ明確に自覚させただけである。

自覚できたとたんに、環境が、その問題を解決するためにセッティングされる。

パズルのように導かれるので、そのとおり、1問1問クリヤーしていく。

今まで、言えなかった人に、言えるようになった。

気持ちよく、残業せず、みんなより早く帰ることができるようになった。

自分の心に尋ねながら、気持ちと身体が楽と反応する選択をする。

そして仮に選択を間違えた! としても、選択できた自分を評価する。

この繰り返し。

知らないうちに、自分自身が成長していく過程を経てきたのだった。

人間というものは不思議なもので、クリアーしてしまうと、大きくそびえていた壁も、小さく感じてしまう。

もちろん、これからも、いろいろとあるだろう、それが人生だから。

※この記事は6年周期リズム実現法メルマガの過去記事のアーカイブ掲載です。

記:西岡利晃


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