「2021年秋の政局」6年周期リズムの視点から





2021年秋の政局

記:西岡利晃

以前から、この「2021年秋の政局」について、いろんな話が出ていました。
自民党総裁選と衆議院選挙についてです。

それぞれの任期で言うと、自民党総裁の任期が9月末まで。
衆議院議員の任期満了が、10月21日です。

順番通りで考えると、先に自民党新総裁が決まり、その新総裁の元、衆議院選挙という流れでしょうか。

しかし、この流れを変えたい人たちがいたようです。
簡単に説明すると、国会を解散して、自民党総裁選挙より先に、衆議院選挙を持ってきたいということのようです。

この順番によって、自分たちに物事が有利に働くという思惑があるのでしょう。
そのことを詳しく解説している評論家の方々もいました。

しかし、コロナによる緊急事態宣言の相次ぐ延長や、オリンピック・パラリンピック開催もあり、いろんな人の思惑はありつつも、まずは順番通りに、自民党総裁選が行われるようです。

自民党総裁選は9月29日投開票です。929(苦肉の日ですね)
ちなみに、この日を誕生日とみなしてリズムを見たところ、自民党新総裁は浄化期3ということになり、大リズムは大隆盛期に向かう上り坂となっていました。

現在の菅政権(浄化期1:大浄化期ただ中)の支持率から考えると、次の選挙で、自民党と公明党の連立与党が大敗を喫し、過半数割れが起きると予測することもできます。

そのため、自民党総裁は、菅義偉さん(浄化期2)でなく、他の人のほうが、選挙に有利になると考える人もいるのではないでしょうか。あるいはたいして変わらないようだから、菅さんのままでいいという意見もあるとネットで見ました。

衆議院選挙を前に、この自民党総裁選関係を6年周期リズムで見てみようと思います。
現時点で、私がネットで見た総裁選に立候補の表明(可能性)をしているのは、
現総裁の菅義偉さん(浄化期2)、前回次点だった岸田文雄さん(浄化期5)、高市早苗さん(浄化期5)、下村博文さん(浄化期3)です。
石破 茂さん(浄化期6)まだ明確に意思表示していないようです。(原稿執筆時の情報)

大リズムで見ますと、石破さんは大浄化期ただ中で、来年は年浄化期にもなります。
菅さんの大リズムは、大隆盛期は終わっていて、まだ先ですが大浄化期へ向かう下り坂にいます。また総裁誕生と、その後の菅政権誕生の日からの菅政権(浄化期1)としてのリズムは、大浄化期ただ中で、さらに下り坂でした。

総理大臣になれたことは、立身出世ということで、個人的には成功体験(隆盛)じゃないの? と思うかもしれませんが、リズムの良くない政権が誕生したということは、それがそのまま国の方向性を暗示しているということです。

大雑把ですが、これまでのコロナ過の政策は、どちらかというと、多くの国民にとってマイナスの影響を及ぼす選択をするための政権として誕生したようにも見えます。

高市早苗さん(浄化期5)が、先日ある経済アナリストの方のYouTube動画に出ていました。

少し見たのですが、菅政権と違って、財政拡大を政策に加えているようです。
考え方としては、野党に近い政策もありました。

高市さんは大浄化期は終わっていて、まだ低い位置からですがリズムは上り坂です。
彼女が自民党総裁になり、その後、総理大臣になれば、日本初の女性総理誕生です。
しかも第100代の総理というきりのいい数字。

この機運が高まれば、選挙も自民党有利になると考える人もいるかもしれません。
しかし彼女は浄化期5で年浄化期が総裁の任期中に訪れます。

つまり年リズムは下り坂ですので、今回の総裁選よりも次の次の総裁選のほうが、彼女にとってリズム的にはいいと思います。

下村さんは、どうでしょうか。
大浄化期は若いときに終わっていて、大リズムは上り坂です。
他の候補の人よりも、大隆盛期に近いところの上りです。
また浄化期3の象徴は「情熱」です。
そして浄化期3は他の番号と比較すると、エネルギー的な強さを持っています。
歴史的に見ても浄化期3は支配者に多いナンバーです。
また、来年が年隆盛期にもなります。
リズムだけで見ると、下村さんは隆盛のエネルギーが一番強いのです。

そして、岸田さんです。
私が見たネット報道の岸田さんの扱いが、なんとなく岸田さんが本命のような記事に感じました。本人の意欲がすごく高まっているというような記事でした。

岸田 文雄さんは浄化期5です。
現在は、大浄化期に向かっていて、大浄化期に最接近と言えるような位置にいます。

また、浄化期5は、2024年から年浄化期です。トータルでは、ここに書いた各候補者の中では、最も浄化傾向の強いリズムと言えるでしょう。

岸田さんは、現政権(党首)の菅さん(浄化期2)と、対極のナンバーである浄化期5です。
リズム的には対立します。

派閥の力関係も影響します。
また、誰のバックに誰がいるのか?
そういったバックにいる人たちのリズムも、関係していきます。
(この人たちのリズムについては、次回に書きたいと思います)

岸田さん陣営は、党幹事長の二階俊博さんが、目の上のたん瘤のようで、裏で「二階おろし」が企てられているという噂話もネットで見ました。
ちなみに、二階俊博さん(浄化期4)は、年隆盛期中で、大隆盛期に向かう近いところにいます。

どちらにしても、リズムでは、岸田さんは個人的に浄化のエネルギーのほうが強い傾向があり、そういった場合、どちらかというと、これも個人的にネガティブな状況を創る可能性があります。それをそのまま解釈すれば、最有力候補とは言えないのでしょう。

それでも隆盛の人が当選し、浄化の人は落選するというような単純なものではありません。
また、日本のリズムは浄化期1で、今年は年浄化期2年目です。
また大リズムは、下り坂です。(つまり、まだ先ですが浄化に向かっている)

現代の日本の方向性が浄化を望むのであれば、浄化にふさわしい人が選ばれるでしょうし、隆盛を望むのであれば、隆盛にふさわしい人が選ばれるでしょう。

世界はいま、時代の転換期にきています。これまでの価値基準が崩壊し、一人ひとりが新しい生き方の選択を迫られています。多くの人にありがちな、「お尻に火がつくまで動かない」
という状態でいれば、“否が応でも決断を突き付けられる”ことが起きるのではないかと思います。(実際に起きていますね。「ワ●チ●」のこと)

今回の選挙は、立候補者も政党も、選挙権を持つ私たちにも、それぞれに自分の進む方向性をはっきりと決めることを、突き付けることになるのではないかと思うのです。

こういったリズムは、各個人の生年月日から読み解けます。
国や地域や会社のリズムも、自分のリズムと人生の方向性がわかります。
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