メジャーリーグ選手 大谷翔平さんの6年周期リズム診断



野球
メジャーリーグ選手 大谷翔平さんの6年周期リズム診断

西岡利晃

最近、ネットのニュースで、大谷翔平さんの記事がたくさん上がっていたので、6年周期リズムは、どうなっているのかなと思い調べてみました。

アメリカメジャーリーグのプロ野球選手、大谷翔平さんは、1994年生まれ、
浄化期4(=昨年と今年2021年は年隆盛期)、大リズム2の人です。

現在27歳。スポーツ選手としてだけでなく身体的には、もっとも活動エネルギーが高い年齢かと思います。

メジャーリーグでは彼の活躍で(日本の報道だけかもしれませんが)、すごく盛り上がっているようですね。

リズムは案の定というべきか、彼は今現在、大隆盛期の年隆盛期真っただ中でした。
人生で最も隆盛のエネルギーが強く顕れる時期にいます。

もちろん、大隆盛期や隆盛期であれば、必ずいいことばかりが起きるということではありません。ただし良くも悪くも自分自身を押し上げるようなエネルギーは強くなります。

自分の根底の意識のところのポジティブな要素とネガティブな要素のバランスに応じて、物事が形になります。

それは人によって違いがあり、ネガティブな要素が多ければ、多少紆余曲折があったり、葛藤するような状況であったりして、物事が形になります。この場合、顕在意識から見れば、「隆盛期なのによくないことが起きた」というふうに見えるかもしれません。

少し前の、石原のメルマガにもありましたが、大谷翔平さんは、自分のことに集中する能力が高いようです。また、物事を素直に受け入れる柔軟さをお持ちのようです。

メジャーリーグで活躍した人で、イチローさん、ダルビッシュ有さん、松坂大輔さん、松井秀喜さんも同じ浄化期4です。しかし、脳タイプや土台の意識には違いがあります。これはまた別の機会に書きたいと思います。

大谷翔平さんは、少し周りを意識してしまう(他者中心)こともあるようで、そのようなときは、集中力が低下するのか、少し成績が下がっている(調子の波がある)ようです。
これは彼の大リズム2の特徴が出ているようにも思います。

「2」は、しっかりとした意志を持たないと、気持ちが揺れやすいという傾向があります。彼は、打者と投手の「二刀流」です。打者のときの意識、投手のときの意識を行ったり来たりせねばなりません。

また、彼は日本ハム時代に投手として、チームメイトの捕手から、「四球(ファーボール)から、調子が崩れる失点パターンがある」と指摘されていたそうです。

これは私の主観的な分析ですが、ファーボールは、相手(打者、また塁に出ている走者)を意識しすぎることで起きやすいのではないかと思います。

彼も自分中心度が高い状態のときは、制球力が働くけれど、他者中心度が上回り、「2」の気持ちが揺れる状況になるとストライクが取れなくなる(調子が崩れる)のかもしれないですね。

このあたり、早めに自覚して意識の状態をリセットする技を身につけるといいでしょうね。もちろん、これもできている部分があるから、「二刀流」(ある意味、掛け持ち。二足の草鞋)で活躍できているのかもしれません。これから自分中心度を高めることができれば、さらに盤石になっていくでしょう。

彼のことはウイキペディアで調べました。
高校卒業後、アメリカのメジャーリーグに行くか、日本のプロ野球に行くか、最初は五分五分の気持ちであったようですが、メジャーリーグの数球団と面談をして、高校卒業後はそのままアメリカに行くと決め、それを表明していました。

ところが、日本プロ野球の日本ハムは、彼のその意向を知りながら、敢えて、日本プロ野球のドラフト会議で、彼を1位指名したそうです。

他の球団は、彼の意向を知って、あるいは別の理由があったのかもしれませんが、彼を指名しなかったために、日本ハムの単独指名が成立してしまったというのも(憶測か本当かはわかりませんが、裏話はいくつかあるようです)、無意識のなせる業かと私は思います。

結果的に日本ハムが、彼を口説き落とすことになるのですが、その交渉の話し合いの進め方も、実際の詳細はわかりませんが、ネットの情報によれば、とても丁寧な対応で、無理強いするようなこともなく、お互いを尊重し合うような話し合いがされたようです。
私もそうではないかと推測しています。

彼も、最終的に自分の気持ちに十分に納得して、日本ハム入団の決意に至ったように思います。自分の気持ちに素直で葛藤が少ないのではないでしょうか。

一つ気になることは、時々、怪我をして、試合に出られなくなるということを起こしています。

一般的にはスポーツには怪我はつきものだと言われていると思います。
イチローさんも、怪我をしないように、細心の注意をはらっていたと聞いたことがあります。そのイチローさんも、高校時代に骨折をして、ある程度の期間休んでいます。

特に無意識の視点からみると、怪我をすることでのメリットもあります。
そして、浄化期4の人の特徴として、「秩序」ということがあります。
ルールを守る、秩序を維持しようとする傾向があります。

だから、「休みたいけど、休めない」と思っている。
また、「休みたい。休ませてほしい」と言えない。

それでも、自分の欲求を叶えようとすれば、怪我や病気を使えば、正当に休むことができます。また、怪我をきっかけに、自身の方向転換をするということもあるでしょう。

ただし、浄化期4の「秩序」も、それをポジティブに活用することもできます。そうすれば周りから協力を得られ、物事を継続的に上手く運ばせることに役立つてることはできます。(このことの詳しくはまた別の機会で)

しかしネガティブに作用させると、自分を責務で縛ったり、「しなければ」という思いに囚われ自縄自縛になって自分の欲求が見えなくなることもあるでしょう。

大谷翔平さんは、今のところ野球に関しては概ね、浄化期4をポジティブに作用させているように見えます。もちろん大隆盛期の年隆盛期であることが、大きく作用しているということはあるでしょうね。

記:西岡利晃

こういったリズムは、各個人の生年月日から読み解けます。
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