2020年東京都知事選挙結果総括


2020年7月5日東京都知事選挙がありました。
現職の小池百合子さん(浄化期1)の再選が決まりました。

投票締め切りが午後8時、その4秒後に当確が出ていましたね。
事前の下馬評通りの圧勝ということです。

6月28日に開催いたしました6年周期リズム診断実践会にて、
小池さんの再選という予測を発表していました。
6年周期リズム診断からも予測通りの結果が出たと言えます。

各候補者のリズムの話は、前回と前々回に書いた通り、
宇都宮さん以外の皆さんそれぞれに、下がっていくリズムでした。
下がっていくリズムの者同士の選挙戦だったわけです。

同様に東京(浄化期1)のリズムも下がっていくベクトルのため、
それと同調するリズムの人達だったという見方ができます。

皆下がっていくベクトルでしたが、その中でも、
東京(浄化期1)と同じ浄化期1の小池さんが、
一番ぴったりとくる人であったという見方ができるでしょう。

2位は宇都宮健児さん(浄化期6)、
3位が山本太郎さん(浄化期2)、
4位が小野泰輔さん(浄化期4)でした。

各浄化期ナンバーの話は、別の機会にいたしますが、
6年周期リズム診断はリズムとさらにその人の意識というところに、
着目しています。

今回の都知事選で言えば、
東京都民の全体の意識がカギを握っていました。

また、東京が変われば、
日本全国に変化を及ぼすということからも、
東京都民以外の皆さんの意識のエネルギーも、
選挙結果に大きく影響していたと思います。

前々回に書いた記事にて、
「現状維持を望む人が多ければ、
浄化期1の小池さんの再選ということになりそうです」
と書いていました。

つまり意識の側面から見た場合、多くの東京都民と全国の人々は、
現状維持を望んでいたと推測できます。

朝日新聞デジタルによる得票数のデータでは、
小池さんが59.70%の得票数でした。
宇都宮さんは13.76%、山本さんは10.72%、小野さんは9.99%でした。

投票総数は6,209,813、有効投票数6,132,679、
無効投票数77,134とのこと。

また、東京新聞WEBによると、投票率は55.00%ということです。
約45%の人が票を捨てたということです。

この数字から、人々の意識がある程度推測できます。
票を捨てた45%の人の意識は政治に無関心で、
社会が良くなる方へ変わることに諦め気分でいると推測できます。

これは、社会だけでなく、
票を捨てた人々は自分の人生をも無関心で諦め気分でいると解釈する
こともできるでしょう。

無関心でいるということは、
仮に社会がどんどん悪い方向へ進むことになっても、
意識で同意しているということす。

つまり、選挙に行くか行かないかは、
自分達の未来への踏み絵でもありました。

NHK選挙WEBにて、選挙前の6月21日から24日にかけて、
18歳以上の都民1万人にアンケート調査をした結果を、
ネット上で見ました。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/opinion-polls/02/

なんと驚くことに、このコロナ禍においても、
現在の生活に、とても満足していると答えた人が9%。
ある程度満足していると答えた人が62%で、
この二つの合計が71%ということでした。
7割以上の人が満足しているという回答をしていたことになります。

私には驚きなのですが、
このコロナ禍でも現状でほぼ満足というような認識でいる。
けれども、この満足は本当に心からの満足なのか?

私は違うだろうなと思います。
変化への恐れと向き合わないで済む。
都知事が変わって社会が変わることは望まないのでしょう。
(ただし、この急激な変化への恐れは私にもあると思います)

同WEBにて、
他にも沢山のアンケートがなされていましたが、お時間のある方は、
見ていただくと、何かしら感じるものがあると思います。

日本は現状維持にて踏ん張っているようですが、
世界は地球は違うと思います。

ドラスティックに変化しているように感じます。
ここでも日本はガラパゴス化していると私は思います。
ただ、ずっとこのまま現状維持のガラパゴス化は続かないでしょう。

飽くまで可能性ですが、
日本に住む私たち一人一人が変わらざるを得ない方向へ向かうことが、
今年のこれからか来年2021年で起きてくるかもしれないと思います。

記:西岡利晃

こういったリズムは、各個人の生年月日から読み解けます。
国や地域や会社のリズムも、自分のリズムと人生の方向性がわかります。
↓好評いただいています「6年周期リズム個別診断」随時を受付中です。
6年周期リズム個別診断レポート申し込み