はじめに
この音声は、ある別の目的があって行なわれた石原加受子の対談です。
もちろん、その当初の目的のための対談でしたが、結果的に、おそらく多くの人に共通する人生の疑問、悩み、生き方、実際に自分自身が直面する可能性のある
未来の出来事を見通した話しになっていることに気づきました。
ただ、聞き流すだけでも、自身の人生のテーマに繋がっていく気づきのきっかけ、その糸口を掴むことができると思います。
この皆さんがだれにでもある当たり前と思っているもの、認識しているもの、これがまったくの見
当違いの解釈をしているということを、まず問題提起しています。
人類誕生からこれまでの歴史を見ても、感情は言語よりも、もっともっと以前から、私たちの日常生活と直結していました。
ところが、現代人は、この素晴らしい機能と言える感情の価値を知らないと言えるでしょう。
感情なんかより言語、論理、合理が勝っていると思い違いをしています。
この感情を、自分の人生の軸にして、もっと活用する方法論を説いています。
自分自身の感情をもっと微細に、さらに丁寧に、大事に扱うことで、自分の身のまわりで起きている出来事の本質が見えるようになります。
それは、感情は、あらゆる問題解決を可能にするこ
とのできる唯一のツールだからです。
まず、第一に大切なのは、今、私たちの多くが認識している感情は、間違った認識であること。
感情は抑えたり、コントロールしようとするものではない。
正しい認識の一つとして、
自分中心心理学では「感情は情報として捉える」ということを提唱しています。
この認識を一つ変えるだけで、人生の見え方は180度変わると言っても過言ではないでしょう。
今まで、やっかいなものと思っていたものが、実は自分にとって最高の人生の羅針盤であったと気がつけるでしょう。
感情の情報を活かすには、それなりのトレーニングが必要です。
そのトレーニングさえ積んでいけば、人生における不安や悩みは激減するに違いありません。
あとはそれを、あなたが実行するか、しないかだけです。
さて、ここまでお読みいただいて、どのように感じましたか?
あなた自身の不安や悩みが激減すれば、どのような人生があなたを迎えてくれるでしょうか?
まず、この「感情について」CDを、何度も聴いてください。なにか考える必要は、まったくありません。ただ、聴いていただき、なんとなくでいいので、その
ときに起きる、自分の気持ちを感じてみましょう。
そして次に、文字起こしテキストを、読んでください。
しっかりと、一字一句読む必要はありません。
ただ読んでいると、自分にとって重要なところで、意識がピタリと感じるものを発信してきます。
それが起きてからでいいのです。その部分をじっくりと読み込んでみましょう。
そして、後は布団に入って眠ってください。
あとは無意識がやってくれると思ってください。
■これからの、あなたは?
自然と、いろんな場面で、自分自身の欲求が顔を出してくるでしょう。
ちょっと、これやってみたいな。
ちょっと、疲れたから、休憩しよう。
ちょっと、散歩に行ってみよう。等々。
ごくごく日常的な些細なところで、自分の意識の根っこからの欲求がちょっとだけ顔を出してきます。
その欲求を、できるだけ満たしていくように工夫してください。
工夫は自分自身の創造性の回路を開いていくことにもなるでしょう。
大きなことは、しないでいいのです。また、怖いと感じることも、しなくていいのです。
出来る範囲、負担を感じない範囲、怖くない範囲で、自分の欲求満たせるように工夫して、その満足感、充実感の実感を増やしていってください。
そして、時々、CDを改めて聴いてみましょう。
それが、トレーニングになっていることにも、その時気づけるでしょう。
このCDは、一聴の価値があると思います。
普段の石原加受子のセミナーでは、なかなか出てこない内容の話しも入っています。
面白いものです。対談者によって、石原のどの引出しが開けられるか違ってくるのでしょう。そういった意味で、今回のこの音声は、今まではあまり聞けなかっ
た内容を、つい、しゃべったというような感じなのでしょう。結果的にとても貴重な内容が含まれる対談となりました。
「感情について」対談CD&テキスト
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さて、自分の中にある感情から、人はどのような行動に至るのか?
「感情と意識」について、かなり深く、そして具体的な部分を、自分中心の視点からでしか紐解けない内容を語っています。
世に多くある心理の話の領域を大きく越えて、人生そのものの意識の本質に迫ります。
自身の抱えている「無意識の感情」によって人生は創られること。
人は不幸にも幸福にもなることができる能力がある。
そこに至るプロセスに関する話は、圧巻です!
あなたの意識の変化への呼び水となるでしょう。
今回、あまりにも貴重な内容が収録できたため、いち早く皆様にお伝えしたく、急遽音声として発売しようということになりました。
以前に発刊あれている、「しつこい怒りが消えてなくなる」の本が、いまでもよく売れているらしい。多くの人が自分自身の「怒りの感情」をどうにかした
いと思っている。
それともう一つ、多くの人が感心が高いテーマが、「お金」のこと。
罪悪感、我慢、そういった感情とお金が入ってくるかどうかなど、すごく関係している。
ネガティブな感情を解消していくことが、すべてにつながる。
そのためには、自分の感情(ポジティブもネガティブも)に気づく必要がある。
自分中心心理学の独自の概念「感情は情報とする」。
感情を基準にする。
「感情を基準にする」と聞いても、多くの方は?????
となるか。
多くの人は、感情は愛とつながるということを知らない。
だから、抑えようとしたり、コントロールしようと、間違った捉え方をしている。
あらゆる場面や状況で、また身体のちょっとした姿勢の違いですら、
その瞬間にみな無自覚ですが感情を感じています。
多くの人は、本当の感情と頭で作られた感情の区別ができず、
あらゆるところで、作られた感情であることに気づいていなかったと、自分自身を知ることになると思います。しかしそれは悪いことではなく、いいことな
のです。
それは、自分の人生の本質的なところ、意識の土台のところに気がつける自分になってきたと言えるからです。
このCDを聴いて、自分に気づける自分になることを目指してみてはいかがでしょうか。